子どもといっしょに自然の神秘に目をみはり、その感動を分かち合えばいいのです。
1つ目の「自然」は、外遊びです。
放課後等デイサービスひまわりでは、自然に積極的にでかけます。
自然の中の子どもは、キラキラ目を輝かせ
いつもイキイキとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。
もし本当にトトロのようなオバケがいたら、
目をキラキラと輝かせている子どもに話しかけてくれると思うのです。
子どもの目の輝きを大人になっても保つためには、自然遊びが必要だと感じています。
自然遊びは、子ども達に不思議さを見張る感性を与えてくれるのです。
植木鉢の下には、いろいろな虫がたくましく生きています(団子虫、ミミズ、はさみ虫など)。
子どもは目を輝かせて、そのことを伝えるために先生のところへ全力で走っていきます。
この感覚は、TV・携帯ゲームに触れることだけではわからない興奮です。
TVや携帯ゲームに夢中になることで子どもたちは、
興奮を感じる“チャンス”を逃してしまっていると感じています。
自然に触れ合うことで、トトロに会えるような子どもに育ってほしいと願っています。
2つ目の「自然」は、食です。
ひまわり農園では農薬や肥料を使用しない「自然農法」による野菜作りをしています。
そして手作りのおやつは、砂糖をできるだけ減らし、グルテンフリーのものを提供し、
できるだけ農薬を使わない自然から収穫された、果物の甘みを覚えてもらうことを目標にしています。
人間には自助の力があります。
本来、自然の力で病気を治すことができます。
9割の病気は、病院にいかなくても治るそうです。
自然の下で体を動かしたり、体にいいものを食べたり、元気に笑ったり、泣いたり、怒ったりすることで心身ともに強い体作りをしています。
ひまわりは、ボランティア体験や自然体験、職業体験など様々なリアルな体験学習を行っています。
体験を通じて子どもたちは、自ら考え、行動することで
物事には、必ず正解があるということではなく、その体験の過程のなかで、
何に気づき、感じそして行動し、自他を理解して自分自身の変容を促すことを目指します。
ずっと家にいる子は、けっして世の中を知ることができません。
子どもたちは、実体験の中で失敗して、たまに成功して
泣いたり 笑ったり くやしかったり うれしかったり するから
「知る」ことができるのです。
これがひまわりの保育です。
ひまわりのおやつは、子どもたちの体と心の健康を考えて作っています。おやつの材料は、管理者とおやつ担当が厳選した素材を使用し、白砂糖を使わず、グルテンフリー粉を使用した安全・安心なお菓子です。
たとえば、卵は平飼い卵を使用しています。平飼い卵はケージ飼いに比べて卵の価格も割高になりますが、おいしくて、安全、安心な卵を子どもたちに食べさせたい!という管理者の思いから、ひまわりは平飼い卵を使用しています。ゲージ飼いは、生産効率のよいですが、ケージに閉じ込められ、運動できないことから、体は弱くなり、抗生物質や薬剤に頼りがちになります。それに対して、平飼いの鶏は自由に動き回り、よく運動するので、病気に強い丈夫な体になります。自然に沿った環境でこだわりのエサを食べるので、生命力の強い美味しい卵を産みます。当然生命力があふれた卵は栄養が抜群です。
〇字がうまく書けない
〇球技が苦手
「本当に見えているのでしょうか?」
運動や勉強できない子は、「見る力」が正しく身についていない可能性があります。本当は能力があるのに「見る力」が低いことで読み書きできない子がいます。それはとてももったいない話です!
「読み書きができない!」子供の努力不足ではなかった可能性があります。
「がんばりなさい!」と先生や親は、怒鳴っていたけどビジョントレーニング支援方法の勉強を「頑張る」必要があったのは、大人なのかもしれないのです。
もちろん読み書きできない原因は、見る力と無関係の可能性もあります。それはやってみないと分からないことです。やってみて「できることが増え、人生の選択肢が増える」可能性が僅かでもあるのなら支援者として大人としてやるべきだと考えています。
ビジョントレーニングは毎日続けると効果がでます。ただ、発達障害児はトレーニングとして継続することは難しいです。放課後等デイサービスひまわりでは、楽しくトレーニングするべきだと考えています。子供が「毎日やりたい!」と感じることができれば無理なく継続することができます。
緑は、癒しやリラックス、人の気持ちを落ち着かせるという心理効果があります。かつて自殺の名所であったイギリスのテムズ川にかかるブラックフライヤーズ橋で黒色の橋の色を緑色に塗り替えたところ、自殺者が三分の一に減ったという事例があります。緑が持つ性質の特徴は、木や森をイメージさせ、子ども達や先生の気持ちを穏やかにします。ひまわりは室内緑化に力をいれています。
発達の段階を理解していると、次にどのようなステップを踏むのか、目標にするべきなのか分かるようになります。ひまわりでは、発達段階に応じた課題を見極めて、適切なハードル、量、タイミングで支援をしています。